「LINEスタンプ、自分でも作れたらいいな」
そう思いながら、ずっと後回しにしていました。
絵心は全くない⤵️パソコンも創造的な操作も苦手⤵️
そもそもどこから始めればいいかさえわからない。
きっと私には無理だろう、と。
でも実際にやってみたら、ChatGPTとClaudeCodeを組み合わせることで、非エンジニアの私でもLINEスタンプを完成させることができました!

しかも作業時間は約1〜2時間\(◎o◎)/!
そして現在、喫茶店ぽっけのスタンプはLINEショップで販売中です。
この記事では、私が実際にやった手順をすべて公開します。同じように「自分には難しそう」と感じている方に、ぜひ読んでほしいです。
この記事でわかること・使うツール3つ
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- LINEスタンプに必要な画像の種類とサイズ
- AIを使ったイラスト生成の方法とプロンプト例
- ClaudeCodeで透明背景・枠線除去・リサイズをする手順
- LINEクリエイターズマーケットへの申請方法(全項目)
- 日本語タイトルの設定方法(見落としがちなポイント)
今回使ったツール一覧
| ツール | 役割 | 費用 |
|---|---|---|
| ChatGPT(無料版) | スタンプのイラスト生成 | 無料(使用制限有り) |
| ClaudeCode | 画像の加工・処理 | 月額約3,200円〜 |
| LINEクリエイターズマーケット | 申請・販売 | 無料 |
特別なデザインソフトは一切使っていません。すべてAIに任せたました。
先に知っておきたいLINEスタンプの規格
作業を始める前に、LINEスタンプの規格を把握しておきましょう。ここを知らずに作り始めると、後から「やり直し」になります。
必要な画像ファイルは3種類
| ファイル名 | サイズ | 役割 |
|---|---|---|
| 01〜09.png(最低8枚) | 370×320ピクセル | トークで使うスタンプ本体 |
| main.png | 240×240ピクセル | ショップのカバー画像 |
| tab.png | 96×74ピクセル | スタンプ一覧のタブアイコン |
最低8枚からですが、8・16・24・32・40枚のいずれかで申請する必要があります。今回は9枚で作成し、追加で作った他のスタンプを混ぜて16枚で申請しています。

「透明背景PNG」が絶対条件の理由
LINEスタンプは、背景が透明なPNGファイルでなければなりません。
白背景のまま使うと、トークルーム上に白い四角が表示されてしまいます。好みかもしれませんが、絵はかわいくても白い枠があるだけでスタンプとしての完成度がぐっと下がる気がします。
この「透明背景への変換」など、初心者の私たちにはまず出来ない処理です。でも今回はClaudeCodeが自動でやってくれました。
STEP1|ChatGPTでスタンプ画像を生成する
9枚を3×3グリッドでまとめて作るのがコツ
ChatGPTの画像生成機能を使って、スタンプのイラストを作ります。
1枚ずつ生成することもできますが、最初から3×3の9マスグリッドで作るのがおすすめです。理由は2つあります。

- キャラクターの統一感が出る(同じプロンプトで描かれるため)
- 後でClaudeCodeが自動分割してくれる(手作業が不要)
使えるプロンプト例(コピーして使ってOK)
喫茶店ぽっけのロゴを3×3のグリッドで、異なる表情・動作を9種類、白背景で生成してください。かわいいカートゥーンスタイルで。表情の例:おはよう、ピース、眠い、おつかれさま、OK、NG、ありがとう、ごめんね、バイバイ
キャラクターは「喫茶店ぽっけのロゴ」の部分を変えるだけで、プリン・クリームソーダなど自由にアレンジできます。

最初の1〜2回はイメージと違う仕上がりになることもあります。「もう少しシンプルに」「顔を大きく」など追加指示を出しながら、納得いくまで調整しましょう。
AI使用は申請時に申告が必要
LINEクリエイターズマーケットでは、AI生成画像を使った場合、申請フォームでの申告が義務となっています。
「AIを使用しています」の選択肢を正直に選んでください。これを怠ると審査でNGになる場合があります。
STEP2|ClaudeCodeで画像を加工する【ここが核心】
ここが今回の記事でいちばんお伝えしたい部分です。
ClaudeCodeとは、文章でAIに指示を出すと、パソコン上の作業を自動でやってくれるツールです。プログラミングの知識はまったく不要です。「この画像の白背景を消して」「9枚に分割して」と日本語で話しかけるだけで動きます。
いつもしている様にAI話しかけるような感覚で、気づいたら作業が終わっている——そんな体験でした。
作業① グリッド画像を9枚に自動分割
ChatGPTで生成した画像は、9枚が1枚にまとまった状態です。これをClaudeCodeに渡して「9枚に分割して」と伝えると、グリッドの座標を自動検出して、きれいに切り分けてくれます。

手動でトリミングすると30分以上かかる作業が、一瞬で完了します。
作業② 白背景を透明にする
分割した画像の背景を透明化します。
ClaudeCodeに指示するだけでした(^_^;)
プロンプトは「白背景を透明にして」の一言だけです。
作業③ 枠線(グレーの縁)を除去する
ここで一度つまずきました。
背景を透明にした後、申請前に一応画像を確認するとうっすらとグレーの細い枠線が残ってしまっていたんです。
ClaudeCodeにスクリーンショットを見せながら「枠線が消えきれていないので消してほしい」と伝えると、グレーの細い線を見つけて9枚分を一括処理してくれました。
自分では技術的に処理できない修正も、ClaudeCodeとの「会話」で解決できるのが心強いところです。
作業④ 規定サイズ(370×320px)にリサイズ
LINEの規定サイズへのリサイズも自動です。
キャラクターが画像の中央に来るよう余白も調整されるため、バランスの良い仕上がりになります。
作業⑤ stamps.zipにまとめる
申請に必要なzipファイルの作成も「zipにまとめて」の一言で完了です。
スタンプ本体9枚+main.png+tab.pngが1つのzipファイルにまとめられて、申請準備が整います。
STEP3|LINEクリエイターズマーケットで申請する
申請フォームの入力を全項目解説
LINEクリエイターズマーケットにアクセスして、LINEアカウントでログインします。初回はクリエイター登録が必要です。

登録後、「新規登録」→「スタンプ」の順に進むと申請フォームが表示されます。
スタンプのタイプ
「スタンプ」を選択。あとから変更できないので注意。
タイトル(英語)
英語で2文字以上。日本語タイトルは別途追加します(次の項目で説明)。
例:Pokke Cafe Stickers
スタンプ説明文(英語)
英語で10文字以上。ChatGPTに「〇〇のコンセプトを英語で説明文にして」と頼むと簡単に作れます。
例:Cute stickers from a retro Japanese coffee shop in Kagoshima.
AIの使用
ChatGPTで生成した場合は「AIを使用しています」を選択。
テイストカテゴリ
スタンプの雰囲気に合ったものを選択。「ほんわか」「癒し」を選びました。
プライベート設定・販売エリア
デフォルト(LINE STORE公開・全エリア)のままでOK。
LINEスタンププレミアム
「参加する」のままにしておくと、月額会員に使ってもらえる機会が増えるそうです。
日本語タイトルの設定を忘れずに(失敗談)
実は1本目のスタンプ、タイトルが英語のままになっていました。

LINEショップに表示されたタイトルが「Pokke Cafe Stickers」という英語で、日本語で検索しても引っかかりにくい状態だったんです。
申請フォームには「言語を追加」という機能があります。「Japanese」を選んで「追加」ボタンを押すと、日本語のタイトルと説明文の入力欄が追加されます。
日本語タイトル例:ぽっけ|昭和レトロ喫茶スタンプ
日本語説明文例:鹿児島の自家焙煎喫茶店「ぽっけ」のオリジナルスタンプです。
英語と日本語、両方の入力欄を埋めてから申請するのが正解です。これを知らずに英語だけで出してしまった方は、編集から追加できますのでぜひ確認してみてください。
審査期間と承認後の流れ
申請後の審査期間は約1〜2週間が目安とのことでしたが私は3日で承認されました。
審査中はスタンプの内容を変更できません。送信前に画像・タイトル・説明文を必ず確認してください。
承認されると「販売中」ステータスに変わり、LINEショップに掲載されます。承認通知はLINEのメッセージで届きます。
実際にかかった時間・費用・感想
| 作業 | 時間の目安 |
|---|---|
| ChatGPTでイラスト生成 | 30分〜1時間 |
| ClaudeCodeで画像加工 | 15〜30分 |
| 申請フォームの入力 | 15分 |
| 合計 | 約1〜2時間 |
費用はChatGPTは無料枠内で使用し、ClaudeCodeのProプラン(月額3,200円程度)のみ。デザインソフトの購入は不要でした。
承認通知が届いた瞬間、思わずガッツポーズしました。
「自分には無理だろう」と思っていたものが形になる体験は、純粋に嬉しいものです。コーヒーカップ、プリン、クリームソーダ、ナポリタン……作るたびにお店のキャラクターたちが増えていく感覚も、楽しかったです。
2本目からはもっと早くなる
1本目が承認されると、自然と「次も作りたい」という気持ちになります。
2本目は手順を体で覚えているので、作業時間は半分以下になりました。日本語タイトルの設定も今度はしっかり入力し、より多くの方に見つけてもらいやすくなりました。
喫茶店ぽっけのLINEスタンプ、販売中です
自家焙煎の喫茶店「ぽっけ」が作った、昭和レトロな雰囲気のオリジナルスタンプです。
コーヒーカップ・プリン・クリームソーダ・ナポリタンなど、喫茶店らしいキャラクターたちが日常会話で活躍します。(現在申請中)
よかったらぜひ使ってみてください。
この記事が、あなたのスタンプ作りのきっかけになれば嬉しいです。
「やってみたら意外とできた」——そんな体験を、ぜひ味わってもらえたらと思います。
喫茶店ぽっけのマスターより
それではまた。
