「開業するけど、レジって何を選べばいいんだろう」
「高いレジを買うお金はないし、操作が難しいのも困る」
これから飲食店を開業する方は、そんな悩みを抱えていませんか。
私は鹿児島で、昭和レトロな自家焙煎の喫茶店「ぽっけ」を営んでいます。
会社員として22年間飲食業で働いたあと、脱サラして2019年7月に開業しました。
開業準備のとき、レジに選んだのが「Airレジ」です。
それから7年以上、毎日使い続けています。

結論から言うと、Airレジにして本当によかったです!
この記事では、7年使ってわかった「良かったところ」と「気をつけたいところ」を、正直にお伝えします。

- Airレジは基本機能が0円。初期費用は機器代だけ(ぽっけは約7万円)
- 設定は半日で完了。操作も簡単で、開業準備中でもすぐ使えた
- Airペイでカード・電子マネー・QRコード決済までまとめて受けられる
- 弥生と連携すれば、売上の記帳はほぼ自動
- 7年使って大きなトラブルなし。ただしiPadの自動アップデートには注意
Airレジとは?
リクルートが提供している、iPadやiPhoneで使えるレジアプリです。
基本のレジ機能は0円で、月額費用もかかりません。
注文の入力・会計、レジ締め(点検・精算)、売上の分析、商品の管理など、お店に必要な機能がそろっています。

脱サラ開業でAirレジを選んだ理由
開業準備は、とにかくお金がかかります。
内装、厨房機器、焙煎機、食器……レジに大きな予算はかけられませんでした。
そこで、ビックカメラのAirレジ特設コーナーで相談して、必要なものをそろえました。
実際にかかった初期費用(ぽっけの場合・2019年当時)
| もの | 金額(当時の記憶) |
|---|---|
| レシートプリンター+キャッシュドロアのスターターセット | 約6万円 |
| iPad(第6世代・32GB) | 約1万円(スターターセットのキャンペーン価格) |
| Airレジのアプリ | 0円 |
| 合計 | 約7万円 |
※2019年当時の金額です。今の機器の価格やキャンペーンは、公式サイトや販売店でご確認ください。

レジ専用の機械を買うと、数十万円かかることもあります。
約7万円で、お店のレジが一式そろったのは、開業資金が限られていた私たちにとって本当に助かりました。
7年使って感じた「良かったこと」
設定が簡単(半日で完了)
商品の登録、カテゴリーの設定、レシートの設定など、全部の設定が半日ほどで終わりました。
開業前は、ほかにもやることが山ほどあります。
レジの準備に時間を取られなかったのは、大きかったです。
毎日の操作が簡単
画面のボタンが大きくて、どこを押せばいいかがひと目でわかります。
妻と二人ですぐに覚えられました。

商品をグループ分けできて、売上がひと目でわかる
商品を「フード」「ドリンク」「持ち帰り」などにグループ分けできます。
売上・分析の画面では、
- 何がどれだけ売れたか
- 支払い方法ごとの割合(現金・カード・電子マネーなど)
がひと目でわかります。データの画面も見やすくて、操作も簡単です。
ぽっけでは、どのコーヒーが何%出ているかや、ドリンク・フード・持ち帰りの比率まで確認しています。

売れ筋がすぐわかるので、メニューの構成を考えたり、おすすめ商品を決めたりするのに使っています!
Airペイでキャッシュレスもスムーズ
同じリクルートの「Airペイ」とつなげると、キャッシュレス決済もAirレジから受けられます。
ぽっけでは、
- クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEXなど)
- 交通系ICカード(Suica・はやかけんなど)、iD・QUICPay・Apple Pay
- QRコード決済(PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイなど)
と、たくさんの支払い方法を受け付けています。

Airレジで会計して、カードリーダーにタッチしてもらうだけ。会計の流れが止まらないのがうれしいところです。
Airペイの費用(2026年10月時点)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| 決済手数料 | 3.24%(税込)など ※COIN+は1.08%(税込) |
| 振込手数料 | 0円(ゆうちょ銀行を除く) |
| カードリーダー | 0円スタートプログラムあり |
※最新の手数料やキャンペーンは、Airペイの公式サイトでご確認ください。
弥生と連携して、記帳がほぼ自動に
これが、個人事業主にとって一番うれしいポイントかもしれません。
Airレジと会計ソフト「やよいの青色申告 オンライン」をつなげると、レジの売上が支払い方法ごとに自動で帳簿に記録されます。
私がやるのは、記録された内容の確認だけ。記帳の手間は体感で9割減りました。
👉 詳しくは、こちらの記事にまとめています。

7年使って、大きなトラブルなし
2019年の開業から7年以上、毎日使ってきましたが、お店が止まるような大きなトラブルはありませんでした。
(次の「気をつけたいところ」で書くiPadのアップデートの件は、小さな不具合として経験しました)
使ってみて気をつけたいところ
iPadの自動アップデートはオフにしておく
これは、ぜひ知っておいてほしいことです。
iPadのOS(基本ソフト)が新しくなったときに、Airレジとの間で不具合が出ることがありました。
- キャッシュレス決済ができなくなる
- エラー表示が出て、画面が固まる
などです。
なので私は、iPadの自動アップデートはオフにしています。
リクルートから「このバージョンで大丈夫です」というお知らせが来るまでは、アップデートせずに様子を見るようにしています。

営業中にレジが止まると本当に困るので、アップデートは「お知らせを待ってから」が鉄則です!
iPadはいつか買い替えが必要
開業のときに買ったiPad(第6世代)は、7年使ったところでサポート(アップデートの対象)が終了しました。
そのタイミングで、新しいiPad(A16)に買い替えています。
レシートプリンターやキャッシュドロアは、7年たった今もそのまま使えています。

こんな人におすすめ/向いていない人
モバイルオーダーも使いたい飲食店は「Airレジ オーダー」
お客様が自分のスマホから注文できる「Airレジ オーダー」というサービスもあります(Airレジとは別の、飲食店向けの有料サービスです)。
ぽっけはお店の規模が小さいので使っていませんが、席数が多いお店や、注文を取る手間を減らしたいお店には便利そうです。
今は新規申し込みの特典で、iPad・iPhone・キャッシュドロア・プリンターの機器セットがもらえるキャンペーンもあるようです(条件は公式サイトでご確認ください)。
よくある質問
- QAirレジは本当に0円で使えますか?
- A
基本のレジ機能は0円で、月額費用もかかりません。ただし、iPad(またはiPhone)とインターネット環境は必要です。レシートプリンターやキャッシュドロアを使う場合は、その機器代がかかります。
- QiPhoneでも使えますか?
- A
はい。公式サイトによると、iPadまたはiPhoneで使えます。
- Q機器代の補助金はありますか?
- A
公式サイトでは「デジタル化・AI導入補助金2026年度」で、機器購入の最大2分の1(最大20万円)の補助が案内されています。条件があるので、公式サイトや商工会議所で確認してみてください。
- QiPadはどの機種を選べばいいですか?
- A
長く使うなら、できるだけ新しい機種がおすすめです。私は第6世代を7年使い、サポート終了で買い替えました。対応している機種は、Airレジの公式サイトで確認できます。
まとめ:開業時のレジ選びで、一番よかった選択
開業のとき、限られた予算の中で選んだAirレジ。
7年たった今も、毎日のお店を支えてくれています。
- 基本機能は0円、機器代も約7万円でそろった
- 設定は半日、操作も簡単
- Airペイでキャッシュレスもスムーズ
- 弥生と連携して記帳もほぼ自動
- iPadの自動アップデートだけは要注意
これから開業する方は、まずはAirレジ・Airペイの公式サイトで、機能やキャンペーンをのぞいてみてください。
レジの悩みが減った分、お客様と向き合う時間が増えますよ。
それではまた。
